こんにちは！家作り応援隊、こはるです＾＾
今朝も朝から庭に水撒き。
暑い時期は水を切らすと、植物にとって死活問題。
忙しいから、なんて言って手を抜いてはいられません。
それでも毎日見ていると、新しい葉が出たり、花が咲いたり、
我が子のように愛着がわいてくるものです。
私は2021年の2月に新居を建てました。
家を建てたら、それまで知らなかったことがたくさんわかるようになりました。
これから家作りをする皆さんの少しでも参考になれば嬉しいです。
家は完成した瞬間から価値が下がっていく？
長い長い検討期間を経て、
ああでもない、こうでもないと熟考して、
半年近くの工事期間を経て、
ようやく完成したマイホーム。
引き渡されたその日。
どこに触れるのにもドキドキしたなあ。
新品ピカピカで、不用意に雑に扱う夫にブチ切れたりしたなあ。笑
そんな日々も懐かしく、今となっては、我が家の怪獣男児が暴れまわり、転げまわり、
ところどころダメージを追っています。
床には積み木を投げ飛ばされてできた傷が…。
入居3か月目には、な、なんと、フロアでうんちまでされちゃって…泣笑
当たり前のことですが、お家を建てた当初のまま維持するのは到底不可能だ、と改めて実感しました。
（子供やんちゃ盛りのご家族はなおさら・・！）
完璧な家作りなど存在しない
それに加えて、住んでみてからわかる「後悔ポイント」もあります。
ああ、ここはあきらめずにお金をかければよかったなあ、とか。
ここにこんなに投資する必要なかったなあ、とか。
私の場合は、一番の後悔は洗面台。
どうせ子供らにくちゃくちゃにされるから、と実用性重視でコストを押さえましたが、やっぱり、どんなに手がかかっても、ときめく洗面台を造作で作ればよかった！
逆に、お金を使い過ぎたなあ、と思うのは、ウッドデッキ。
打合せの終盤、コロナも重なり、金銭感覚もアバウトになっていたので、必要以上にでっかく作り過ぎました。
もう少しコンパクトにして、お庭を楽しめるスペースを広げればよかったな。
毎年たくさんのお客様の家作りをお手伝いしていてもなお、
住んでみてからわかる後悔ポイントは、あるものです。
それでも長く愛せる家を
こうしておけばよかった、
そう思うポイントは多々ありますが、
それでも、そんな失敗ポイントも含めて、
私は今の家が大好きです。いとおしいです。
それはいったいなぜか。
きっと、この家のどこを切り取っても、
家族で一生懸命話し合い、迷いながら、
これにしよう！と決めていったからだと思います。
家作りにあたって、どんな暮らしがしたいか、
どんな家族になりたいか、
夫と毎晩話し合ったからです。
成功も失敗も含めて、夫と、設計さんと、インテリアさんと、
ともに作り上げたこの家は、私にとって、いわば共同制作の作品なのです。
だから、とっておきのお気に入りポイントも、
ちょっと失敗してしまったところも、
全部全部、いとおしいのです。
この経験を経て、家作りは、【プロセス】が何より大切だ、と実感しました。
インスタ映えするデザイン性の高い家を作ることも、
最新設備と動線にこだわって使い勝手のいい家を作ることも、
もちろん大切ですが、
それよりも何よりも、
その家に住む家族が、どんな暮らしをしたいか、を
深く考える時間が、家作りなのだと感じます。
家を愛せば、どんどん輝く
そんな風にして作った家は、
とことん可愛がりたくなります。
普段ずぼらで、掃除も片づけもそんなに得意じゃない私ですが、
新しい家に住むようになって、
毎朝トイレを磨くようになりました。
床を拭き掃除するようになりました。
お庭に季節の草花を植えるようになりました。
見違えるような変化です笑。
家を愛しているから、大切に住み続けたいな、と思い、
隙間時間を見つけては、家をよりよい空間にしたい、と考えるようになったのです。
家族とともに成長し、愛着のわく家を建てよう
どんなに最先端の設備を取り入れても、
どんなに最先端のデザインを取り入れても、
10年もすれば時代遅れ、過去の産物になります。
家族の在り方も、10年たてばガラッと変わります。
であれば、家をとことんシンプルに作ってあげることで、
家族や時代の変化に対応しやすくなります。
作りこみ過ぎないシンプルな間取りと、
手をかければかけるほど、味わいを増すものを取り入れることをおすすめします。
例えば、無垢板のフロアやシンプルな家具。
飽きがこず、素材感を感じられるものを取り入れてあげると、
経年変化で、より愛着がわく家になる気がします。
ただそれよりも何よりも、
長きにわたって、家が好きだ、と感じられるためには、
やっぱり家づくりの過程を、家族みんなで味わい尽くすことが大切なんじゃないかなと思います。
一生に何度もない家作りです。
ぜひ、しっかり家族と向き合って、
楽しい家作りライフを。
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