実際に建てた施主が語る!平屋の魅力と注意点徹底解説!

間取り・デザイン

こんにちは!こはるです。

家づくりをする上で、敷地に余裕のある方は、一度は平屋を検討されるのではないでしょうか?

なんとなく、バリアフリーでよさそうだけど、日当たりや風通しはどうか?コストは高くならないのか?外観はかっこよくなるのか?

2階建てや賃貸にしか住んだことがないと、なかなかイメージが湧き辛いと思います。

かくいう私は、たくさんのお客様の家作りをお手伝いする中で、どうしても平屋が建てたい!と思い、わざわざ郊外に広めの土地を購入して平屋を建てた口です。

そこで今日は、実際に建てた施主の目線で、平屋の魅力、そして注意点を徹底解説致します!

平屋の魅力

全室ワンフロアの使い勝手の良さ

なんといっても階段を上らなくていいのがいいです。

洗濯物を干すときも、寝室に行くときも、ワンフロア、最短動線で動けます。

2階建ての家は、老後2階が開かずの間になる、と言われますが、平屋ならその心配もなし。

階段がないので、掃除も楽々です。

天井のデザインが多様

屋根勾配を生かした、勾配天井や化粧梁見せなどで、天井高く開放的な空間を作ることができます。

天井の懐を利用したロフトスペースも活用することができます。

無駄なスペースがなくコスパがよい

2階建ての場合、2階へ上がる階段、階段ホール、2階のトイレが必須になります。

平屋の場合、それらのスペースがすべて必要ないので、無駄なスペースに費用を割くことがありません。

うまく作れば、廊下などの無駄スペースを最小限に、最短動線の間取りを作ることができます。

耐震性が高い、地盤への負荷が小さい

同じ坪数なら、2階建てより平屋のが、耐震性が高くなります。

2階建ては平屋に比べ、1.5倍、地震エネルギーの負荷を受けるため、変形しやすいからです。

また、地面に接する基礎面積が大きいため、地盤へ与える負荷が小さく、2階建てなら地盤改良工事が必要な場合でも、平屋では不要となるケースがあります。

平屋の注意点、デメリットは?

そんな魅力いっぱいの平屋ですが、敷地の状況や間取りの希望によってはお勧めしない場合もあります。

日当たりの懸念

当たり前の話ですが、平屋は2階建てより建物の高さが低いです。

そのため、平屋建てでしっかり日当たりを確保するためには、周りに高い建物が建っていない、また将来的にも建つ可能性が低い敷地であることが必要です。

また、1階面積が広くなるため、建物の中心部分に配置する部屋の日当たりや風通しが悪くなりがちです。

プライバシー確保が難しい

ワンフロアで各部屋のアクセスがいいのは平屋のメリットですが、デメリットでもあります。

子供が小さいうちは、リビングと子供が寝るスペースとの距離感が気になったり、子供が思春期を迎えたころには子供部屋との距離感が気になったりします。

地盤改良費がかさむ

地盤が脆弱だった場合、基礎面積が大きい分、地盤改良費は高くなる可能性があります。

布団干しが面倒

2階建てであれば、バルコニーにさっと布団を干すことができますが、平屋の場合は庭先に物干しを立て、布団を干さなければなりません。

慣れないうちはかなり大変です。

なぜ私が平屋を選んだのか

ここまで平屋のメリットデメリットを紹介してきましたが、私自身は、わざわざ平屋に適した広い土地を購入し平屋を建築しています。

それはなぜか。

私たち夫婦が究極のズボラだからです。

帰宅してすぐに、着替えをしたいから、洗面脱衣室は1階。

老後も考えて寝室も1階。

収納も2階にあったらわざわざしまいに行かなくなるよね…。

と話していたら、家の要素のほとんどが1階にほしい!ということになってしまったので、

それなら思い切って平屋を建てよう!と思いました。

ものすごく広大な敷地、というわけではありませんので、LDK以外の各居室は必要最低限、コンパクトな平屋ですが、掃除も楽で動線も最短で、ズボラ共働き夫婦にはぴったりでした。

余談ですが、屋根には太陽光を5.5kwのせ、ZEH住宅(自分たちで使う電気を自分たちですべて賄えるお家)にしたのですが、平屋のおかげで屋根面積が大きかったので、日当たりのいい場所に余裕をもって設置することができました。

まとめ

万人にとって平屋はすばらしい!というわけではありませんが、平屋を建てることができる敷地環境の方は、一度検討してみてもいいと思います。

2階建てにはない魅力がたくさんありますよ!

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