失敗しない家づくり!コストを押さえて満足度を上げるコツ!

家作りのお金の話

こんにちは!こはるです。

注文住宅の失敗としてよくあるのは、予算オーバーですね。

特に、計画が進むにつれて、知識も深まり、目が肥えてくるので、どうしても当初の予算から金額アップしてしまいがちです。

多くの人が直面する「コスト削減」。

「コスト削減」を頑張りすぎて、結局、出来上がった家は不満だらけ…。

そんなことにならないように、上手にコストを削減して、満足度をアップさせるコツをご紹介します。

コスト削減のカギは3つ

家づくりには大きくお金が動き、予算を削減しやすい部分があります。

それは、

  1. 間取りの坪数
  2. 間取りのスタイル
  3. 外装

です。

この3つをうまく作ってあげることで、コストを大幅に削減することが可能です。

内装に関わる小さなオプションは削ってもあまり効果がないことが多いです。

間取りの坪数を絞る

コスト削減をする際に、一番に考えたいのが間取りの坪数です。

坪数が減り、基礎面積、外壁面積、柱の本数が減ってくれば、大幅なコスト削減につながります。

LDK20帖が19帖になると、どのくらい満足度が下がりますか?

余分な廊下はありませんか?

子供部屋、寝室は、本当にその広さ必要でしょうか?

和室はどのくらいの頻度で使いますか?

今一度、よく考えてみてください。

坪数は大きいけど質素な住まいよりも、コンパクトで上質な住まい、は出来上がりの満足度が高いです。

注意しておいてほしいのは、間取りを削減をするタイミングです。

多くの場合、間取りは打ち合わせの最初に決定します。

間取り決定後は、その他の打合せと同時進行で、間取りの申請業務に入ってしまうことが多いです。

建築確認申請の作業が進んでいると、間取り変更をするのに追加費用がかかってしまうので、間取りの削減は打ち合わせの初期段階で決断しなければいけません。

予算ぎりぎりまで坪数を広げることなく、少し余力をもっておくと、その後の打合せでもしっかりこだわってお金をかけることができます。

間取りの作り方を見直す

しっかり考えた末に、どうしても坪数が削れない!

そんなときには、間取りの作り方を見直してみましょう。

「形をシンプルに」「余分な建具・窓を減らす」が鉄則です。

複雑な形状の間取り(コの字型、凹凸がたくさんある、中二階など)は確かに注文住宅っぽくて素敵に思えるかもしれません。

しかし、もしちょっと変わったことをしたい!という理由だけなら、思い切ってやめてしまいましょう。

意外と四角いシンプルな形の間取りの方が、暮らしやすく、動線も短く、空きもこなかったりします。

そして何より、構造がシンプルであれば、余分な柱の本数や外壁の面積が減り、屋根形状がシンプルになり、同じ坪数でも大幅なコストカットにつながります。

しかも、シンプルな構造は、耐震などの強度も増すというメリットも!

今一度、間取りの出っ張り、必要かどうか考えてみてください。

そしてもう一つ、建具と窓の見直しです。

近頃の住宅は断熱性能が高いです。

部屋と部屋を無理に区切らなくても、快適に過ごせます。

建具1つで10万超はかかるので、コスト削減しやすいです。

また窓も同様です。

サイズに拠りますが、こちらも1つ10万円超のコストダウンです。

窓は、光を取り入れる、開放感を演出する、といういい面もありますが、一方お家の断熱性能を下げる、防犯・プライバシー性を下げる、などのデメリットもあります。

その窓が、本当に効果的に配置されているか、必要かどうか、一度見直してみるといいかもしれません。

外観をシンプルに

建物価格を大きく左右するのは、内装よりも外装、外観です。

外観を立派に見せるために壁を建てたり、タイルを張ったりすると数十万~百万超の費用が掛かります。

確かに外観を凝って作ると、とても立派な邸宅に見えます。

しかし、どんな外観イメージにも、流行り廃りがあります。

今ハイセンスな外観も、十年後には時代遅れの産物になることも…!

それよりは、外観をシンプルな四角で軒を深く、そして四季を彩る植栽でアクセントを加えてみてはいかがでしょうか?

大幅なコストダウンになりますし、飽きのこないシンプルで品よい外観になりますよ^^

満足度を高めるお金のかけ方

すべてを削減、コストカットしてしまうと、完成しても満足のいかないお家になってしまいます。

コスト削減ばかりではなく、効果的にお金をかけていくことも必要です。

そこで建てた後に満足度の高いお金のかけ方もご紹介します^^

性能面は妥協しない

性能面はとても大事です。

断熱、耐震などは、削減してしまうと、建てた後の後悔につながりやすいです。

特に断熱材は、毎日の生活クオリティを下げてしまうので、要注意です。

また、住宅設備への投資も満足度が高いです。

例えば、食洗器、ガス乾燥機、玄関タッチキー、タッチレス水栓などです。

日常生活を豊かに、楽にしてくれる投資は、積極的に取り入れると、住んだ後の満足度が上がります!

おしゃれは引き算!凝った内装よりいい家具を

家づくりをしていると、全壁、全部屋に何かしらの装飾をしたくなります…

ですがこれ、ナンセンスです!

せっかくお金をかけてたくさんデコレーションしても、アクセントとアクセントがけんかして効果半減です。

ファッションと同じで、インテリアコーディネートも「引き算」が大事!

建てた後、インテリア小物を追加して楽しめるくらいの余地、空白を残しておくくらいがちょうどいいです。

また、内装装飾にも流行り廃りがあるので、お金をかけてタイルなどを貼るよりは、長く愛されるデザインの家具を取り入れた方が、ぐっと素敵な空間になります。

まとめ

1度しか建てられない注文住宅。

どこもかしこもこだわって、抜かりなく作りたくなりますが、それで大幅予算オーバーして、その後の生活を圧迫しては本末転倒です。

お金のかけ方のポイントを押さえて、満足度の高いお家を建ててくださいね!

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