二世帯住宅、住んでから後悔しないための3つの方法

家作りの進め方

こんにちは!こはるです。

家づくりをするタイミングで考えるのが、両親と同居するか否か。

かくいう私も、土地購入の費用負担を考え、実家同居の案もかなり検討しました。

最近では相続税対策にもなるということで、「二世帯住宅」というのも増えてきています。

しかし、住み始めてからの不満、トラブルが多いのも、この「二世帯住宅」なのです。

そこで今日は、「二世帯住宅」を建築する上で、後悔しない家づくりをするためのポイントをご紹介します。

お金の出所を明らかにせよ!

一番トラブルに発展しやすいのは、お金の問題です。

実家建て替え二世帯住宅ともなれば、解体費用から、仮住まい費用、建物費用など、金額もかなり大きくなってきます。

その費用をだれがどれだけ負担するのか、住宅ローンは誰の名義で誰が支払うのか、これはその後の財産の配分や相続にもかかわってきます。

また、生活に関わる電気代、ガス代、水道代は誰が負担するのか。

これも、もし親世帯子世帯できっかり分けるのであれば、あらかじめメーターを2つ設置したり、引き込みを増やしたりしなければなりません。

こうした費用負担を最初のうちにクリアにしておくことで、不平等感なく打ち合わせを進めることができたり、(費用負担ばかり多くて、要望が全然通らない、など)、住み始めてからモヤモヤが蓄積したりするのを防ぐことができます。

一歩踏み込んだ話しにくい問題ではありますが、とても重要なので、ぜひ最初にしっかり話し合っておきましょう!

プライバシーを重視した間取りにせよ!

どんなに仲の良い親子関係だったとしても、各世帯ごとのプライバシーはしっかり確保しておきましょう。

家は数十年にわたって住み続けるものです。

良好な家族関係も、未来永劫続く保証はありません。

万が一関係が悪化した時にも、間取りを変えることはできないのです。

となると、選択肢は家を出て同居解消しかなくなってしまいます。

そうならないためにも、各家族のプライバシーは確保しておくのが得策です。

具体的には、キッチン、トイレ、風呂の水回りを分けておく、玄関を分けておく、などです。

水回り、玄関を分けておけば、税法上二戸の住宅とみなされ、土地の固定資産税が400㎡まで1/6軽減されるというメリットもあります。(通常住宅一戸の場合、200㎡まで1/6軽減)

敷地の広さや資金的に完全に分離することが難しい場合は、せめて、家族だけで過ごせるスペースを用意しておくといいと思います!

親世帯、子世帯、別々の打合せをもうけよ!

自由度の高い注文住宅、一つの家族でさえ要望をまとめるのはとても大変です。

それが二世帯住宅ともなれば、皆がそれぞれの意見を持ち、なかなか話し合いをまとめるのは大変です。

そんな時には、家族それぞれ別の打合せをもうけるのも一つの手です。

特に、義実家との同居になる、お嫁さん、お婿さんは、なかなか意見が言いづらくなってしまうので、家族だけの打合せの場で、しっかり設計担当者に思いを伝えておきましょう。

また、両家族で一緒に決めなければならない外観などの共有部分は、どちらの意見を優先するかあらかじめ話し合っておくとスムーズです。

まとめ

二世帯住宅、うまく活用できれば、税制上の優遇もあり、将来的には賃貸として貸出ししたり、と資産価値も高い住宅です。

一方で、住んだ後の後悔、トラブルが多いのも二世帯住宅です。

親世帯、子世帯、ともにストレスなく助け合って暮らしていけるように、計画のスタート時点で、しっかり話し合って進めていきましょう!

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