こんにちは!こはるです。
住宅営業の仕事をしていると、土地探しをしているお客様のお手伝いをすることもたくさんあります。
土地のご紹介をするときによく聞くご要望は、「南道路で日当たりが良い」という条件です。
ですが、形がよく、南道路の土地物件は、往々にして値段も高い…。
土地にお金をかけすぎて、家でやりたいことができない…。
なんてことも結構あります。
そこで、本日は、意外と知られていない、北道路の物件の魅力をご紹介します!
プライバシーが守られている!
一見いいと思われる南道路物件ですが、実は意外とプライバシーがないです。
南側の日当たりのいいスペースにLDKをもってくると、お部屋でくつろいでいるときに、窓の外を通行人や車が行き来するのが見えることもしばしば。
人通りの多い場所では、庭に出るのもはばかられます。
その点、北側道路物件では、道路側と反対面にLDKのくつろぎスペースがくるため、通行人や車を気にすることなくくつろぐことができます。
スペースにゆとりがあれば、お庭でBBQなんかもしやすいのが北道路物件です。
建物外観がモダンでかっこいい!
住宅は一般的に南側にはたくさんの窓、北側は窓が少ない傾向にあります。
北側を中心とした外観は、窓が少なくモダンな印象でまとめることができます。
窓なしで植栽の陰影をスポットライトで外壁に写したり、建物の形をシンプルにまとめて軒を木目でアクセントにしたり、北側外観はシンプルモダンでかっこよく仕上げやすいのが特徴です。
日当たりは設計の工夫でカバー
北側道路の最大の懸念は日当たりです。
南側に近接して家が建っていると、十分に日当たりが確保できるのか、懸念されます。
ですが、そのデメリットは、吹き抜けや天窓を作ったり、北や東からの間接光を取り入れたりすることでカバーすることができます。
北や東からの光は南からの直射ほどのパワーはありませんが、柔らかく部屋全体を明るくしてくれます。
吹き抜けや天窓は、住宅密集地でも室内にしっかり光を届けてくれます。
必ずしも南道路でなくても、光をうまく取り入れた設計は可能なのです。
価格が安い
北道路最大のメリットは価格です。
北道路物件は、南道路物件に比べておよそ坪単価2~3万円の差があります。
同じ面積で費用が150万円安いのなら、かなりメリットが大きいのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
必ずしも、南道路物件>北道路物件と決めつけることなく、広い視野で、物件選びをしていただけるといいと思います!
コメント