住宅ローンの選び方 押さえておきたいポイント

家作りのお金の話

こんにちは!こはるです。

住宅を建てる方のほとんどが通る道、住宅ローン。

どのプラン、どの会社で組むかで、内容も千差万別です。

しかし、比較検討する時間があまりない中で、建築会社に進められるがままにローンを組んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今日は、金利だけじゃない、住宅ローンの商品の比較の仕方を伝授いたします!

早めにローンの知識をつけておけば、安心して家づくりが進められますよ!

ネットでわからない金利の実態

住宅ローンを調べるとき、まず最初にネットを使う方が多いと思います。

ローン比較サイトや金融機関のHPなどには金利の情報も掲載されています。

しかし、実は多くの金融機関では、実際適用される金利の最低水準は掲載していません。

実際に、事前審査を受けた上で、借主の年収や資金計画などを考慮して、最終金利が決定するのです。

なので、ネットである程度の情報収集は可能ですが、実際の金利を知るには、正確には事前審査を出してみるしかありません。

ただ、すべての金融機関に事前審査を申し込むのはとても大変なので、銀行の担当者に、年収ベースでどのくらいの金利が適用されるか、聞いてみるのをお勧めします。

金利だけじゃない保険の特徴

住宅ローンの商品を見るときには、金利ばかりに注目してしまいがちですが、金利以外にも、保険の違いにも着目してみましょう。

住宅ローンには「団体信用生命保険」(通称団信)という生命保険が付帯されています。

基本的な内容は、住宅ローンの借主が万が一亡くなった際に、住宅ローンの残債を補償してくれるというものです。

住宅ローンの商品によって、団信を提供している保険会社が異なるため、団信の内容も微妙に異なっています。

基本的な死亡時の補償に加え、ガンと診断された時点でローン額が補償されるガン団信が無料でついてくる商品や、持病のある人や、治療歴のある人でも審査に通りやすいワイド団信、ガンに限らず、すべての病気で働けなくなったときに、働けない間のローン支払いを免除する全疾病特約付き商品など、商品体系は様々です。

団信自体は、年齢によって保険料が変わるものではないので、ローンを組む年齢によっては、普通に生命保険に入るよりも、ローンについている団信で補償を固めた方が得なケースもあります。

逆に年齢の若い方、健康な方であれば、団信なしのローンを借りて(現状ではフラット35のみ選択可能)万が一の補償は、別途掛け捨ての生命保険で補った方が得な場合もあります。

借りられる範囲にも注目

基本的には、住宅ローンは住宅を建てるためのローンですので、(金利はほかのローンに比べて格段に安いです)建築会社との請負契約に含まれていない内容(ローン諸費用、登記費用、外構費用など)は、ローンに組み込めません。

特に外構費用はボリュームが大きいので要注意です。

建築会社にまとめて外構工事を頼む場合には、請負契約に外構費用も含みますので、ローンに組み入れることができますが、他の外構会社に頼む場合には、現金で支払いをしなければなりません。

ですが、金融機関によっては、別の外構会社に頼んでいたとしても、住宅ローンの中に組み入れることができるところがあります。

現金支払いをなるべく少なくしたい方は、住宅ローンの適用範囲に融通の利く金融機関を選ぶと、メリットが大きいです。

要注意!事務手数料・保証料

注意しなければいけないのは、事務手数料、保証料の金額です。

金融機関によって、不要なところ、審査次第で不要になるところ、数万円かかるところ、数十万円かかるところ、とかなり大差があります。

ネットで調べて、金利が安いと思ったら、事務手数料で80万円かかった!などというのはよくある話です。

ローン諸費用と金利合わせて、本当に安いかどうか判断しましょう!

審査の通りやすさもチェック!

実は、審査の通りやすさも金融機関によって異なります。

一般的にメガバンク系は審査が厳しく、地銀やネットバンクは審査が緩い傾向にあります。

年収に対して大きな金額を借りようとする方は、そうしたところも判断基準にするといいと思います。

また、転職して間もない方や自営業の方は、フラット35がお勧めです。

そもそも、転職して間もない方は、住宅ローンが組めない金融機関がほとんどですが、

日本住宅ローンのフラット35であれば、純粋に月割りの収入がいくらであるか、だけで審査判断するので、(転職して3か月であれば、3か月分の給与を月平均して、12倍して年収と換算します)審査が通りやすいです。

日本住宅ローン公式ホームページ

日本住宅ローン株式会社
日本住宅ローン株式会社

比較検討の手順

ここまで、金利以外の住宅ローンの特徴を色々ご紹介しました。

金融機関によって、得意とする分野は様々です。

まずは、自分たちの特性を知り(保険を重視するか否か、借入額が多いか否か、変動金利か固定金利か)それを売りにしている金融機関の中から、最も金利の安いところから順に事前審査を出すのがいいと思います。

いくら金利が安くても、審査次第では最低金利適用になるかどうかわかりませんので、最終的には事前審査の結果を見てどこの金融機関で借りるのがいいか判断しましょう。

読んでいただくとわかるように、ローンの比較検討には時間がかかります。

なので、ぎりぎりになって焦って進められるがままに決めなくてもいいように、早めに調べて検討してみてください。

価格.comのローン比較のサイトがわかりやすかったので、リンクを貼っておきます。

よろしければ参考にご覧ください。

価格.com - 住宅ローン 商品一覧
自分にあった住宅ローン商品を一覧で比較・検討ができます。金融機関や保証料の有無、繰り上げ返済の金額、各種手数料など、条件を絞って探してみましょう。

 

 

 

 

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