子供が賢くなる間取りの作り方

間取り・デザイン

こんにちは!こはるです。

家づくりを考えるきっかけの1つに、子供ができて手狭になったから、というのがあります。

実際我が家もそうでした。

今私は一歳の男の子を子育て中ですが、本当に四六時中走り回り、おもちゃをぶっ散らかし、夜中に泣き出し…とまるで怪獣を育てているようです。

広い家で、周りを気にすることなく、のびのび育ててあげたい!そう思って、家づくりに着手したのです。

住宅営業をしていたころ、子育て世代への商品提案の研究結果を色々と勉強しました。

その経験を活かし、家作り、間取りを考える上で、どうやったら子供がのびのび過ごせるか、子供を叱らずに過ごせるか、無理なく成長を促せるかを検討しました。

家は毎日過ごす場所。

家の動線や収納から、子供の生活習慣を整えることは可能なのです。

そして、幼少期に生活習慣が整えば、学習習慣も身に着けやすくなります。

また、子供が自分で生活を管理できるようになれば、子供の自立を促すことができます。

そこでこの記事では、私の取り入れた、子供を上手に導く間取りのポイントを具体的にご紹介します。

玄関からリビングの間に手洗いを作ろう!
子供は元気よく帰ってくると、まず母親の顔を探します。
つまり、玄関で靴を脱ぎ捨て、リビングに直行です。
となると、靴は脱ぎ散らかしたまま、手も洗わず、ランドセルはリビングに放り投げられる、といったことが起きてしまいます。
そこで、子供がリビングにたどり着くまでの動線に、帰ってからやってほしいアクションができるように配置するのです。

理想の動きを、(帰宅する)→(手を洗う)→(鞄、帽子をしまう)→(連絡事項、宿題のチェック、報告)→(くつろぐ)としましょう。

子供をこのような動きに導くために、玄関から入ってすぐのところに、洗面を設け、リビング近く、できれば親の目の届くところにランドセル、帽子を収納できるスポットを作ってあげます。

すると、自然とソファに飛び乗る前に、身支度を整え、宿題やお便りの確認までの流れが生まれます。
いちいち、手を洗いなさい!プリント出しなさい!と叱らずに済むのです。
リビングに学習スペースを作ろう!
これは、今や常識かもしれません。
子供が自分の部屋で学習できるようになるのは、早くても小学校4年生ごろからです。
それまでは、一人で勉強をさせる、というのはかなりハードルが高いです。
小学校低学年までに、自然と学習習慣を身に着けるには、親の目の届くリビングに学習スポットを作るのがポイントです。
特別そういうスペースをとる余裕がなければ、ダイニングテーブルでも構いません。

ただ、やろう!と思ったときにすぐに取り掛かれるように、必ず近くに教材を収納するスペースを設けてあげてください。

そして、親が読書や勉強をする習慣がある家庭の場合、親の書斎スペースの近くに子供の学習スペースを設けるのが一番いいです。
勉強や読書をする親の姿を見て、子供も自然と机に向かうようになります。
また、教材だけでなく、辞書や図鑑、地球儀なども併せて収納してあげると、日常の疑問を自分で調べて解決する癖をつけやすいです。
子供専用の収納スペースを設けよう!
リビングに子供専用の収納スペースを作って、その場所の管理を子供に任せてみましょう。
身の回りの支度から、整理整頓、掃除まで、すべてが親任せでは、子供の自主性、自己管理能力は育ちません。
なので、小さいころから、自分の普段着る洋服や学習用意、カバンなど一式をしまえるスペースをリビングに作り、そこで、自分の力で身支度する習慣づけをするのです。
子供部屋にそういった収納を用意することが多いと思いますが、子供が小さいうちは、リビングに作るのがベストです。
というのも、小学校低学年くらいまでは、まだ親のサポートが必要だからです。
自分専用の収納があると、子供はとても喜びます。
自分専用のスペースをどう使うか、工夫するようになります。
親がすべて管理してしまうのではなく、子供の自主性を促す意味でも、リビングの専用収納は効果ありだと思います。
まとめ

間取りで子供の生活習慣は変えられます!

せっかく子供が小さいタイミングで家づくりに着手できるのであれば、うまく子供をサポートできる間取りを作ってあげられるといいですね。

我が家の怪獣君も、怒鳴らずに済むといいのですが・・・!
(我が家は現在建築中です。間取りには工夫を凝らしましたが、効果はいかに・・・)

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